くだらない旅
前回のブログで「葬送のフリーレン」という漫画が好きということを少し書いたので、今回はその続きです。
この漫画に共感できるポイントの一つが、「フリーレン様の旅が2週目である」という点です。私自身も会社を作るのが2回目で、その1回目の時の反省や思い出を振り返りながら、旅を続けているという点で非常に共感してしまいます。
その中でも一番好きなシーンはヒンメル様のこのシーンです。
葬送のフリーレン 2巻より引用
割と序盤のシーンなのでそれほどネタバレにはならないはず。。。
お客様との大事な案件をご一緒しているのでくだらないという表現がもしかすると不適切なのかもしれませんが、それでもやっぱり、終わった後に、くだらなかったって笑い飛ばせるような楽しい旅が私もしたいと思っています。
お客様の仕事は全力で行うので「遊び」の部分は少ないのですが、その分出張先でおいしいものをみんなで食べたり、他の会社にはない福利厚生を用意したいとは思っています。例えば、今年から東急ハーヴェストクラブというところに加入して年に1回格安でよいホテルに泊まれるサービスが受けられるようになったり、女性社員向けにPMS対策としてピルのオンライン処方サービス(mederi)の全額補助等をしています。福利厚生はやってみたいと当たりか外れかわからないことが多く、「オフィスで100円で××が食べられる」というのをやってみたのですが、発注の作業が面倒だったり賞味期限の管理が大変だったりで辞めたみたいな経験があります。
その中で一番僕が気に入っていて、かつ幻となってしまった福利厚生は、東京オリンピックのチケットが当たったら「1人上限1万円の実費支給+1日年休」というものでした。実際に何人かの社員が当たったのですが(僕も陸上と飛び込みが当たりました)、残念ながらオリンピックそのものが無観客で行われた、というオチがつきました。
それでもやっぱり、「終わった後に振り返ってくだらなかったって笑い飛ばせるような楽しい旅がしたいな」と思っています。