良いカームカンパニーとは
みなさん、「カームカンパニー」という単語をご存じでしょうか?BaseCamp社が打ち出したコンセプトと言われています。日本語化すると「穏やかな会社」と言われていますね。日本語化の書籍は2019年1月に発売されているようですが、2019年2月の書き込みですでに「穏やかに」という単語が出ている位、「穏やかに働きたい」と日々思っています。
そんな「【自称】日本を代表するカームカンパニーを志している」私が、改めて、No Hard Workという彼らの本を読んでみました。
かれらの主張としては
欧米版ホワイト企業というあたりでしょうか。カームカンパニーについて賛同する部分はたくさんありました。個人的には「目標は作らない。目標があるとモラルや誠実さや健全性が失われるのこともある。携帯電話の解約が難しくなっているのは、携帯会社の目標のせい。」とか大好きです。
一方で、本として物足りない部分はあります。実はカームカンパニーって作るのは簡単なんです。「派遣業の認可を取って、社員に毎日提示帰宅を促す」ことができれば、カームカンパニーは出来ます。ただ これだと会社としては長く続かないんですよね笑。
なので、カームカンパニーを作るうえで一番重要なのは「どうやったら【競争力のある】カームカンパニーを作れるのか」という部分なんです。BaseCampはきっとプロダクトがいけているので自然とうまく行っているのでしょう。ほんと、どうやったら競争力とカームであることを両立できるのか答えが見つかるといいなとは思っています。ただし、カームカンパニーって人によって答えがいろいろなので、そこを見つける楽しさもあるのかもしれません。
最近、聞いた面白い会社は「売り上げ目標は「昨年度と一緒」。ただし「一日でも早く目標を達成する」「目標達成したらその年度はあとはゆっくり休む」」という会社。10月から期が始まって、春ごろに書き入れ時があって、あとは9月まで休業されるそうです。それはそれで面白そうですよね笑。自分なりに競争力のあるカームカンパニーを作っていきたいと思います