会社のゴール

私がフレキシブル社を立ち上げたのが2012年2月。この時、一つ大きい会社経営のゴールを決めました。それは「10年続ける」ということです。逆に言えば「大きくする」ということをゴールにしない、ということを決めたことでもあります。


そのきっかけになったのが私が以前居た会社です。前々職の会社で私は先輩と二人で新規プロジェクトに従事していました。そのプロジェクトをJVにしませんか?というオファーを受け、2人の会社を作ったのが2003年6月。そこから売上が最大7億円位まで成長することが出来たのですが、私自身は色々な事情で9年ちょっとでその会社を離れることになりました。その時に痛感したのは「10年会社を続けるのが如何に大変か」ということです。本当に私ほど「10年続けるのが如何に大変かが骨身にしみている人はいないのではないか」と思っています。


実際には前の会社そのものは今でも続いていて、それはそれでとてもうれしいのですが、僕自身のチャレンジとしては9年ちょっとで終わったことをとても悔しいと思っていて、それがフレキシブル社をスタートしたきっかけになっています。このことは色々な会社の経営方針に色濃く影響を与えています。(それはまたの機会に書きたいと思います)


ちなみにとある記事で見たのは「会社が5年続く確率は15%、10年続く確率は6.3%、20年続く確率は0.03%」でした。言い方を変えると「5年続いた会社が10年続く確率は40%」ということでもあります。今は会社を設立して5年目。是非末永く経営していきたいな、と思います。

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